意外と知られていないうちわの涼しい扇ぎ方!ポイントだけでなくマナーも解説

「うちわなんて、ただ扇いでおけば良いんじゃない?」
と思いがちですが、涼しい扇ぎ方やマナーがあることをご存知でしょうか?
少し知るだけで、うちわの可能性が広がります。
夏に向けて、うちわに関する役に立つ情報をお届けします!

□うちわの涼しい扇ぎ方は?

うちわでも、ただ扇いでいるのはもったいないです。
実は涼しさが倍増する扇ぎ方が存在します。
効率的に扇ぐことで、今までよりももっと涼しく感じられます。
2つのポイントをおさえて、心地いい風を感じましょう。

*ゆっくり大きく扇ぐ

より涼しく感じたい場合、小刻みに、できるだけ早く扇ぐ方も多いのではないのでしょうか?
実は、その方法はあまり効率が良くない扇ぎ方です。
小刻みに扇ぐとエネルギーを沢山消費して、体が熱をもち始め、結局暑くなってしまいます。
涼しくなりたくてうちわで扇ぐのに、体温が上がってしまったら悲しいですよね。
正しい方法は、「大きい振り幅で、ゆっくりしたスピードで扇ぐ」です。
この扇ぎ方は、より多くの風を送ることが可能です。
風の量を多くして、体に熱を持たせないように、のんびり、大きくゆっくり扇ぎましょう!

*下から上に扇ぐ

うちわを扇ぐとき、扇ぐ方向を気にしていますか?
きっと、無意識に上から下に向かって扇ぐ人がほとんどだと思います。
実は、この方法も、涼しさを求めるなら非効率的で間違ってる可能性が高いでしょう。
涼しい扇ぎ方は、「下から上に向かって扇ぐ」ことです。
空気は湿度が高いと上に昇り、低ければ下に沈みます。
なので、下に溜まっている冷たい空気を、下から扇ぐことで、風として送れます。
「夏は空気が全体的に暑いし関係ないのではないか」
と思うかもしれませんが、下から扇ぐことで比較的冷えた空気を利用できますよ。

□うちわを扇ぐときに気をつけるべきマナーとは?

暑くなると、ついつい気にせずうちわを仰いでいませんか?
実は、普段何気なく扇いでいるうちわにもマナーがあります。
1つ目は「目下の人が目上の人の前では使ってはいけない」というものです。
暑いからといって、上司の人の前でうちわを扇ぐのは横柄に見え、不愉快に思われてしまいそうですよね。
2つ目は「自分が扇いだ風を人にあてない」というものです。
人混みの中は暑いですが、扇ぎすぎて他の人にも風を送ってはいけません。
また、他の人が扇いでいるところに近づくのも礼儀作法的に見苦しいようです。
マナーを守って快適にうちわを使いましょう。

□まとめ

涼しい扇ぎ方とマナーを守って、うちわと共に夏を乗り切りましょう。
夏のお供に、オリジナルうちわを制作する際は、ぜひ当社にお問い合わせください。