うちわシーズン終盤!納期短縮のポイントについて

いよいよ8月。
季節は夏本番ですが、さすがにやりすぎでは?と思ってしまうくらい厳しい暑さが続いております。
もはや災害級といっても過言では無いこの暑さ。
昔はこんなはずではなかったような気がしますが、それに比例してうちわ工房へのお問合せはおかげさまで勢いを増すばかりです。

今の時期、具体的にどのようなニーズでうちわをご利用いただくのかといえば、それも非常に多岐にわたっており、もはや暑いからとりあえずビール・・・ならぬ、とりあえずうちわといった状況ともいえます。
今の時期、竹うちわか扇子といったいわゆる手作り系のタイプについては、どうしても納期が遅延してしまうこともあり、お問合せは多い一方でご注文そのものはシーズン初頭に比べてそこまで多くない状況です。
裏を返せば繁忙期でも比較的納期が安定しているポリうちわシリーズはその勢いを増すばかりであり、今年のように暑い日が続けば続くほどご注文は増えております。

もはやシーズン内において最高潮と言ってもいい今のタイミングではありますが、「1日でも早く手元に欲しい」と言った場合、どのようにすれば良いのでしょうか。
ひとつ弊社からアドバイスを送るとすれば、それは入稿データの形式。
専用の描画ソフトを用いて指定フォーマットにデザインを当てこんで弊社までお送りいただくというのがポイントです。
いわゆる「完全データ」と呼ばれるものですが、この完全データであればデザイン上における不備がなければ即印刷工程に移ることができ、それだけで大幅に納期短縮を行うことができます。

とはいえ、このケースはあくまで理想的なパターンであり、必ずしもそいうはいかないというのもまた事実。
AdobeのIllustratorに代表される描画ソフトは基本的に月額制であり、たった一度きりのうちわの注文に対して導入するには割に合わないという悲しい実態があります。
それではどうすれば良いのか。
それは「ラフでもいいのでとにかくデザインを送りいただく」ということです。
経験豊富な弊社デザイナーがお客様のラフ案を基に、あっという間に印刷に適したデータに作り変えることが可能。
繁忙期ではありますが、それを感じさせないスピード感を心がけ、できるだけ多くのお客様のご要望にお応えできるよう努めております。

うちわシーズンも残りわずか。
少しでもたくさんのうちわをお届けできるよう、引き続き皆様のご利用をお待ちしております。