PANTONEとは?オリジナルうちわを作りたい方必見です!

オリジナルのうちわを制作したいとお考えの方の中には、印刷時の色にもこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、普通のインキでは他との差別化が難しい場合があります。
そこで今回は、特色インキのPANTONEについてお話しします。
オリジナルうちわの色決めにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□PANTONEとは

PANTONEという言葉をそもそも聞いたことがないという方もおられるかと思います。
PANTONE(パントン)とは、アメリカに本社を置くインキ会社が出す特色インキの1つで、主に外資系企業に使用されています。
PANTONEは毎年カラー・オブ・ザ・イヤーと言ってそれぞれの年のトレンドカラーを発表しているため、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

*PANTONEを印刷時のインキとして指定するメリット

1つ目は印刷時に色の再現がぶれないことです。
一般的なインキを使用した場合、お使いのディスプレイで見ていた色とはズレが生じてしまうことがあります。
しかし、PANTONEで色を指定することで、色のブレを抑えられます。
企業のイメージや伝えたいことがはっきりと伝わるために、印刷のカラーはあらかじめ指定しておくと良いでしょう。

2つ目のメリットは、特色インキにしか出せない色があることです。
一般的な印刷インキは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4つの色を掛け合わせることで様々な色を再現しますが、この4色では再現できる色に限界があります。
しかし、PANTONEではインキがあらかじめ調合されているため、蛍光色や金色、銀色といった特殊な色も再現できます。
他とは違う色を出したい、という方にはおすすめのインキであると言えるでしょう。

□PANTONEを指定する際の注意点とは

これまででPANTONEとはどういうものかということについておわかりいただけたのではないでしょうか。
次に、PANTONEを指定する際の注意点をご紹介します。

PANTONEを指定する際の注意点に、コストの問題があります。
PANTONEをはじめとする特色インキは、指定された色を印刷に合わせて調合するため一般的なインキよりもコストが増えてしまう恐れがあります。
思っていたより値段が高かった、と後悔する前に確認を行うようにしましょう。
また、使用するインキによっては、コストが下がる場合もあるため、どちらにせよ事前の確認は大切です。

□まとめ

今回は特色インキのPANTONEについてお話ししました。
PANTONEは普通のインキでは出せない色がだせるのが大きな特徴です。
オリジナルうちわの制作をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。