オリジナルうちわの作成をお考えの方の中には、うちわの素材は何にすればいいのか迷っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
うちわは使用する素材によってそれぞれ特徴があるため、使用する目的に合わせて素材を選べるのが大きな特徴です。
オリジナルうちわの作成にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
□うちわに使用される素材の特徴とは
うちわに使用される素材はいくつかありますが、主に3つの素材がよく使用されます。
今回は、その3種類の素材の特徴をそれぞれご紹介します。
*ポリプロピレンについて
1つ目の素材はポリプロピレンです。
ポリプロピレンを使用するうちわはポリうちわと呼ばれることが多く、近年のうちわの中では最もポピュラーなものであると言えるでしょう。
ポリうちわはそれまであった伝統工芸としてのうちわの枠を超え、格安で比較的早く作成できるのが大きな特徴です。
ポリプロピレンという素材は耐熱性に優れており、また軽量で形成も簡単であるためうちわの素材にぴったりの素材です。
大量生産はもちろん、短納期にも対応できる万能な素材であると言えるでしょう。
*竹について
2つ目の素材は竹です。
竹を骨組みとして作るうちわは、日本の伝統をアピールするのにぴったりであると言えるでしょう。
竹うちわの歴史は古く、その歴史は南北朝時代まで遡ります。
現在でも浴衣とともに利用され、夏の風物詩として数えられるものの1つです。
夏祭りなど日本の風流さを伝えたい時に配布するうちわとして竹うちわはおすすめの素材です。
*紙について
3つ目の素材は紙を素材としたうちわです。
他の2つにも紙を使っているじゃないか、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回紙素材のうちわとして取り上げるは文字通り紙だけを使用したうちわになります。
紙うちわは骨組みを使用していないため、様々なメリットがあります。
1つ目は環境への配慮です。
プラスチックを使用していない紙うちわは、リサイクルが可能なためとても環境に優しい素材であると言えるでしょう。
2つ目はかさばらないことです。
骨組みを使用していない紙うちわは、箱詰めをする際通常のうちわよりも一箱に収まる量が多く、スペースを取りません。
販促イベントなど大量のうちわを一度に保持する際に便利な素材であると言えます。
3つ目はチラシになることです。
紙製うちわは他のうちわと比べ、チラシの役割をより果たします。
格安で大量に配布でき、うちわとしての実用性もあるため一石二鳥のうちわであると言えるでしょう。
□まとめ
今回はうちわの素材についてお話ししました。
オリジナルうちわの素材についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。