オリジナルうちわを制作予定の方必見!うちわに使う紙にはどんな種類がある?

オリジナルのうちわを作りたいが、どのような紙にするか迷っているという方はいらっしゃいませんか。
この記事では、うちわに使うさまざまな種類の紙についてご紹介します。
オリジナルのうちわを作る前に、ぜひ参考にしてみてください。

□使用する紙の種類や特徴とは

一般的に使われる印刷用紙であるコート紙、マットコート紙、上質紙、特殊紙の4つについてご説明します。

1つ目はコート紙です。
コート紙とは、印刷機で均等に加工した滑らかなつるつるの印刷紙です。
表面にはコート剤という顔料が使われているため、より光沢がある印刷にとても優れていることを覚えておきましょう。

また、印刷をする際の色の表現度も高く、多くの商業施設にて使用されています。
そのため、高い技術を求める場合はコート紙をおすすめします。
しかし、ペンによる書き込みが難しいことには注意しましょう。

2つ目はマットコート紙です。
マットコート紙とは、画用紙のような紙で価格がコート紙と同じくらいの印刷紙を指します。
コート紙に比べて光沢が少なく、落ち着いた仕上がりになることを押さえておきましょう。

マットコート紙はインクによるにじみが少ないため、完成したときにボリューム感が生まれます。
しかし、コート紙と比べると彩度が少し落ちることを覚えておきましょう。

3つ目は上質紙です。
上質紙とは、一般的に使用される印刷紙に近い紙のことです。
コート紙やマットコート紙と違い表面になにも施されていないため、光沢がなく文字を印刷するのに適した印刷紙と言えるでしょう。

また、色が多くの種類あるため、さまざまな場面で使用できます。
しかし、デメリットとして、インクによるにじみが出てくることがあります。
1枚に対して多くの印刷対象があると、見にくい場合や想像通りにいかない場合があるので注意しましょう。

4つ目は特殊紙です。
特殊紙とは、表面の手触りや見た目に変化を出せる紙のことです。
記念品や、結婚式の招待状といったデザイン性を出したいときに使うのがおすすめです。

また、受け手によってはとても強い印象を残せますし、ビジネスの場面では良いチャンスにつながるでしょう。
しかし、この特殊紙は単価が高くい上に、完成までに時間がかかるので注意が必要です。
そのため、しっかりと計画を立てて予算を準備してから利用することをおすすめします。

□まとめ

今回はオリジナルのうちわを作る際に使う紙についてご紹介しました。
それぞれの紙によって用途が違うので、作りたいうちわにあった紙を選びましょう。
また、うちわ制作に関してお悩みやご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。