秋も徐々に深まり季節の移り変わりを告げるような冷たい雨が降り続く今の時期。
それに呼応するかのように弊社ではカレンダーのご注文を沢山いただく時期に入り、土曜日(あるいはタイミングが合う日曜日)の稼働も開始しております。
ここ2~3年の間は新型コロナウイルスの影響もあり、厳しい状況が続いていたものの、そこはやはりカレンダー。
ビジネスシーンにおいては長い歴史を誇る「年末年始のご挨拶にカレンダーを配る」という商習慣はちょっとやそっとのことでは廃れてしまうことはない・・・ということを改めて実感するきっかけともなっております。
ところで、このコラムはうちわの様々な事柄についてご紹介するコラムですが、なぜカレンダー?という声が聞こえてきそうですが、実はそれには深い意味があります。
世の中には様々な商売が存在するもので、うちわひとつとってもそれを生業としている企業が多く存在します。
夏の暑い時期には欠かせないアイテムとして昔から多くの人々にとってなじみ深いものではあるものの、その出番はあくまで夏の暑い時期だけに限られます。(最近はそれ以外の活用シーンも増えてきてはいますが・・・。)
うちわを専業とする企業にとってはシーズンオフともいえる秋冬の時期には、気候も売上も冷え込んでしまいます・・・。
これでは企業にとっても経営がなかなか成り立たないのが事実。
そんな時にカレンダーが効果的なのです。
うちわは春夏、カレンダーは秋冬と、一般的にもある程度棲み分けがなされているため、うちわを専業とする企業においても、そのつなぎとしてカレンダーを販売するというのが通例となっています。
大手カレンダーメーカーの歴史を辿るとそのルーツはうちわの会社だったというケースもあり、うちわとカレンダーは切っても切れない関係とも言えるのです。
意外と知られていないこの事実、いかがだったでしょうか?
カレンダーだけでなく、来年はうちわのご注文もぜひお待ちしております!