カレンダーシーズンもまもなく終盤、年が開ければまた次の季節商品のシーズンの幕開けを告げるまでの準備期間に入ります。
うちわはというと、引き続きご注文は受け付けているものの、夏のシーズンから比べるとそのお問い合わせの数は圧倒的に少なくなっており、特に現在のような年末シーズンともなるとその傾向は顕著です。
とはいえ、うちわ業界は何もしていないというわけではもちろんありません。
今のうちから、来たる次のシーズンに向けた企画や商品開発を行う時期であり、既製品うちわでいえばそれに用いるデザインの作成、うちわや扇子本体についても新たな素材や骨色といった仕様の検討を行う非常に大事な時期なのです。
このタイミングで決定した様々な事項が来年のうちわシーズンの命運を占うといっても過言ではありません。
また、ある程度商品の仕様やデザインが決定した後は、それをより沢山の人たちに届けるための販促活動、例えばカタログ作成やDMの配信、展示会への出典などなど、今度は販売に向けた準備が始まります。
感染対策の一環で最近は多少の変更はありますが、例年2~3月頃にかけてノベルティ業界においては大規模なフェアが開催され、全国津々浦々のノベルティ業者が一同に介します。
うちわ・扇子関係の企業も同じくこのフェアに多く集結することもあって、非常に多種多様なうちわがこの会場においてお披露目となります。
ということで一旦、対外的なピークは落ち着きを見せている一方で、その準備として今でも慌ただしく稼働しているうちわ業界。
来年もうちわ工房において新たなアイテムをご紹介できるよう、弊社も準備を進めておりますのでぜひ、ご期待ください。