あなたの雛形、それで大丈夫ですか?

徐々に熱を帯びてきているうちわ工房。
ゴールデンウイークが近くにつれ、まずは各種部活動の大会が各地域で開催されたり、学校によっては運動会も5~6月頃に開催されるなど、うちわシーズンの幕開けはスポーツイベントから始まるといっても過言ではありません。
最近は気温の上昇も相まって夏の暑い時期や厳しい残暑が残る9月を避けてまだどちらかというと穏やかな気候である5月頃にそれらのイベントが集中してきているような印象です。

このように、毎年開催されるスポーツイベントは決まって父母会などの後援団体の方々が毎年そのご担当を引き継いて弊社にご依頼をいただきます。
基本的には例年使用しているデザインを流用する形になるので概ね問題はないのですが、その中でもたまにあるのが「雛形をも独自のもので引き継いでしまっている」というパターン。
毎年作成しているからこそ陥りやすいパターンではあるのですが、弊社のようにうちわを取り扱っている業者は世の中に星の数ほどありますが、うちわ一つとっても微妙に形状が異なっていたりします。
そのためデザインを当て込む雛形は非常に重要です。

「うちわなんてどれも一緒でしょ?」と高を括っていると微妙な雛形の違いにより、デザインの一部が切れてしまったり、思った通りの仕上がりにならない恐れがあります。
もちろん弊社では独自の雛形で作成されたデザインについては、自社の雛形に当て込み直してから印刷工程に入るものの、お客様からいただいたデータにこちらで変更を加えることになるため、デザインに問題が起きていないかを必ず印刷前にご確認いただく必要があり、余計な手間と時間がかかってしまいます。
弊社はプロとはいえど、人の手による作業でもあるため、この確認作業は確実に行っておきたいというのが正直なところです。

これから弊社でのご注文を検討していただく場合は、データ作成の前に、まず弊社WEBサイトにある「雛形ダウンロード」のページをご覧いただくことを強くお勧めします。

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