うちわや扇子って何でできてるの?気になるうちわや扇子の材質についてご紹介!

昔から日本で使われている夏の定番アイテムであるうちわや扇子ですが、種類によって様々な材質でできているのをご存知でしょうか。
材質が異なる事でコストはもちろん、見た目も変わります。
そこで今回は、うちわや扇子のデザインについてご紹介します。

□うちわに使われる材質とは?

最も多くの方がイメージするのはプラスチックでできたうちわでしょう。
このうちわで使われているプラスチックはポリプロピレンという樹脂からできていて、このうちわのことをポリうちわと言います。

このポリプロピレンは燃やしても水と炭酸ガスになるだけなので、燃えるゴミとして捨てられます。
扇の部分に防水加工を施してあるポリうちわもあるため、使用する場所などに応じて変えるのも良いでしょう。

他にも、柄や骨の部分が竹でできたうちわや、厚紙に穴を開けたうちわもあります。
竹製のうちわは主に外国人観光客からの人気が高く、厚紙に穴を開けるタイプのうちわはコストが安価なのが特徴です。

□扇子の材質について

一般的な扇子がどのような材質で作られているか想像がつかないという方も多いでしょう。
扇子は扇の部分と骨の部分で素材が異なります。
扇の部分には紙や布、ポリエステルなどが使われることが多いです。
布生地で作られた扇子は水に濡れても破れないという特徴がありますが、生地が荒いと風が抜けやすいため、取り扱いには注意しましょう。

紙でできた扇子は一般的によく使われる扇子で、デザインのバリエーションが多いという特徴があります。
しかし、あくまで紙でできていますので、水に濡れると破れてしまうので注意しましょう。

ポリエステルの扇子は、紙や布のような質感はありませんが、水に濡れても使えますし、耐久性にも優れているのが特徴的です。

扇子の骨組みに使われている素材で、代表的な物は、やはり竹でしょう。
耐久性に優れており、その質感も人気の理由の一つです。
主によく使われているのが白竹と呼ばれる素材で、骨竹本来の色をそのまま用いた素材です。

他にも、唐木と呼ばれるこげ茶色の素材や竹の耐久性ももたせつつ、黒色で高級感のある黒竹という材質も人気です。
様々な素材があるので、組み合わせ次第で様々な扇子ができるでしょう。

□まとめ

今回はうちわと扇子の素材について解説しました。
それぞれ様々な素材があり、パーツごとにも異なる素材が使われているので、組み合わせ次第ではオリジナリティの高いうちわや扇子にできます。
オリジナルのうちわや扇子を作りたいという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。