うちわは販促品やノベルティとしても人気が高いため、イベントやお祭りに際してオリジナルのうちわを使いたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、うちわ制作時に失敗しないための注意点をいくつかご紹介します。
オリジナルうちわをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
□うちわのデータ作成に関して注意すべきこととは
うちわは他の販促品よりも実用性が高いため受け取ってもらいやすく、その分広告効果の高い商品です。
また、夏の暑い時期が長く続く近年では、長期間手にとって使ってもらえることもうちわのノベルティとしての価値を高める要因となっています。
しかし、デザインのミスや印刷ミスは広告効果の減少に繋がるため注意する必要があります。
うちわ制作において注意すべきことをいくつか挙げますので、覚えておきましょう。
1つ目は印刷時のインクについてです。
一般的にデザインを印刷する時は、CMYKと呼ばれるカラーモデルを使用します。
CMYKとは、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、キー・プレート(Key plate)の頭文字を取ったもので、これらの組み合わせによって様々な色を表現します。
それぞれの色を全て合わせると黒ができます。
しかし、全てのインクの割合を100パーセントにしてしまうと、印刷後の仕上がりが汚れたように見えてしまうため注意しましょう。
シアン、マゼンタ、イエローをそれぞれ30パーセントずつ配色することによって、綺麗な黒を作りましょう。
2つ目に注意することは、デザインの大きさです。
うちわの制作は、デザインを用紙に印刷した後に専用の型で型抜きをします。
その際、型抜きの機械の都合上5ミリメートルほどのズレが生じてしまうため、完成後のデザインがずれてしまう恐れがあります。
ある程度のズレを考慮した上で、デザインを作成するようにしましょう。
□料金や時期に関する注意点とは
デザインや印刷以外にも、注意すべきことがあります。
それはうちわをオーダーする時期です。
うちわは基本的に祭りやイベントの多い7月や8月にその需要が最も高まります。
うちわは注文から約1週間を目安に納品されることが多いため、7月の前半に最も注文が多くなることを覚えておきましょう。
うちわのオーダーはゴールデンウィークを過ぎたあたりから増え始めるため、それよりも少し前からオーダーしておくことをおすすめします。
□まとめ
今回はうちわを制作する上での注意点をいくつかご紹介しました。
オリジナルうちわの制作をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。