ふとした時に「うちわは涼む以外の用途があるのか」と疑問を持った方はいらっしゃいませんか。
うちわは昔から現在に至るまで使われており、使い方も多岐に渡ります。
そこで今回は、うちわの使い方について紹介します。
□うちわの使い方について
今回は、うちわの使い方について3つ紹介します。
＊涼を取る
まず初めは、多くの方が思い浮かべる、涼を取るという使い方です。
うちわは扇風機やエアコンと違い、自分の力で風を起こせるため経済的という特徴があります。
また、扇子と比べても、うちわの方が扇ぎやすく、どんな服装でも問題ないでしょう。
＊道具として利用する
昔、うちわは祭礼・厄払いの道具として利用したり、貴人や女性の顔を隠したりする目的で使われていました。
また、時代劇においては、火を起こすシーンでうちわを使うこともあります。
現在においては、日差しを遮ったり、ハエや蚊を追い払ったりするための道具として利用する場合もあるでしょう。
＊広告として利用する
販促やノベルティを目的として、うちわを使う場合があります。
これは、明治時代ごろから始まったと言われています。
夏場に外で活動する場所で配布すると、大きな広告効果が見込めるでしょう。
また、世界に目を向けてもアメリカの鉄道会社において、日本のうちわは経済的かつ広告効果が高いことから、需要が多かったと言われています。
□うちわを効率的に配るためには
続いては、うちわを広告として利用したい方に向けて、うちわの配り方について紹介します。
うちわは、屋外イベントやスポーツ観戦のときは受け取られやすいですが、より効率的に配るにはコツがあります。
今回は、そのコツを2つ見ていきましょう。
1つ目は、持ち手の部分を差し出すことです。
持ち手の部分とは、柄付きのうちわの場合は柄の部分、穴あきのうちわの場合は穴のある方を指します。
受け取る側が待ってくれる可能性は低いため、より受け取られやすい渡し方をするようにしましょう。
2つ目は、声かけをすることです。
夏場はうちわを欲している人が多く、声かけをすると、人が集まってきやすいです。
配るときには「よろしくお願いします。」ではなく、「うちわを配っています。」と声かけをすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、うちわの使い方と効率的に配るためのコツについて紹介しました。
うちわには、昔から現在に至るまで、様々な使い方があることがお分かり頂けたと思います。
暑い夏の時期には、より多くの方に受け取ってもらい、宣伝効果を高めていきましょう。