竹うちわはどう作成されているのか!知りたい方必見です!

みなさんは竹うちわを使ったことがありますか。
竹うちわは昔のイメージがあって、最近はあまり見ない方も多いかもしれません。
しかし、実は竹うちわにもたくさんのメリットがあり、今でも多く使われています。
そこで今回は竹うちわの特徴とどのように作られているのかを紹介します。

□竹うちわの特徴

まずは竹うちわの特徴を見ていきましょう。
竹うちわにはプラスチックのうちわにはない特徴が3つあります。

1つ目は、竹と紙を使っていて高級感があることです。
最近のうちわはプラスチックで作られているものが多いのに対し、竹うちわは竹と紙を使っているので高級感が感じられます。
些細なことにも高級感があるのは良いですよね。

2つ目は、一般的なうちわよりもサイズが少し大きいことです。
サイズが大きいことで扇いで風を与える面積も広がります。
うちわが大きい方が良いことも多々ありますよね。

3つ目は、触り心地が良いことです。
竹を使っているので触った感触が自然なもので手に馴染みやすいでしょう。

このように竹うちわにもさまざまな特徴があります。
竹うちわを使って和を味わってみてはいかがですか。

□竹うちわの作り方とは

ここからは竹うちわの作り方を紹介します。
竹うちわを作る工程は細かく分けると21工程もあります。
全てを説明すると長くなりすぎてしまうので割愛して、重要なところを見ていきましょう。

まずは竹の選別を行います。
良い竹を選ぶことから良いうちわが始まると言っても良いでしょう。

次に皮剥きを行い、それが終わると磨いていきます。
磨き終わると、一昼夜水に浸します。
その後、割竹を行います。
割竹によってうちわの細かい骨ができていると思うと感慨深いですよね。

この後、もみ、穴あけ、編竹、柄詰、弓削、下窓、窓作り、目拾い、穂刈り、焼きといったうちわの骨の下準備となる工程が行われます。
これが終わると、やっとうちわの骨に紙や布を貼ります。
細かい作業を通して紙や布が貼られていることが分かりますよね。

貼りの作業が終わると、断裁、ヘリ付け、下塗り、上塗り、仕上げを通して完成です。

竹うちわの工程を見ると、とても繊細なことがわかったと思います。
このような工程があってから作られていると考えると、大切に使いたくなりますよね。
もし竹うちわを使うときがあれば、心を込めて使いましょう。

□まとめ

今回は竹うちわの特徴とどのように作られているのかを紹介しました。
この記事を見ると、いろいろな特徴がある竹うちわを使ってみたくなったのではないでしょうか。
竹うちわについて他にも興味のある方はお気軽に当社にご相談ください。