うちわと扇子のマナーとは?うちわの専門会社が解説します!

企業で営業やPRの企画担当の方、自社のPRでお悩みの自営業の方への紹介です。
販売促進のノベルティとしてうちわの利用はいかがでしょうか。
うちわはその手軽さと受け取って頂ける確率の高さから、人気の販促商品です。

では、うちわについてどのくらい知識をお持ちでしょうか。
今回はうちわや扇子のマナーを解説します。

□そもそもうちわと扇子の違いとは?

まずは両者の違いについてです。
どのような違いがあるのかはっきり答えられますか。
最も大きな違いは折りたためるか否かです。
扇子は折りたためますが、うちわは折りたためません。

これは皆様ご存じでしょう。
では、その他の違いをご紹介します。
うちわの形状は丸く、そこに持ち手がついているのが特徴でしょう。
そのため、風を送ることに特化した形状をしています。

うちわの歴史は扇子より古く、中国から伝播したものです。
当時は身分の高い人が顔を隠したり、邪気を払ったりという宗教的な場面でも使用されていました。
また、火起こしの際など日常生活での用途は多岐に渡ります。

では、扇子はどうでしょうか。
扇子は実はうちわより歴史は浅く、日本発祥のものです。
うちわから派生したもので、持ち運びに便利なように加工されてきました。
また、扇子は能や落語などの日本の伝統芸能に用いられるようになりました。

扇子により表現の幅が広がるので、伝統芸能にはなくてはならないものでしょう。
しかし、古来から存在したうちわの方がその形状上、強い風を起こせると言えます。

□うちわや扇子を扇ぐ際のマナーとは?

うちわや扇子にはどのようなマナーがあるのでしょうか。
目上の人の前でうちわを使うことはマナー違反に当たります。
また、自分のから近い距離に人がおり、うちわを扇ぐと風があたってしまう場合は使用を遠慮した方が良いでしょう。

付近の方はその風を心地よく思っていないかもしれません。
また、そのようなケースが起こりやすい場所は、夏の満員電車やエレベーターの中などです。
思い当たる節がある方は注意しましょう。

また、どうしても扇ぎたい場合は顔の下から、手首を使ってあごに向けて小さな幅で扇ぎましょう。
そうすることで、周囲に大きな影響を与えることなく、自分に風を送れます。

□まとめ

以上がうちわと扇子の違いと起源、加えてマナーについての解説です。
うちわの歴史に驚いた方は少なくないでしょう。
また、うちわを使う際のマナーは周囲への気配りが重要です。
本稿のポイントを押さえて、適切にうちわを使用しましょう。