うちわ骨の知られざるその特徴

うちわを扇ぐことによって生じる爽やかな風。
これはうちわの扇面が上下にしなることによって発生するものですが、このしなりを生むにあたっては「骨」が重要な役割を担っています。
この骨は、持ち手の中心部を軸として放射状に伸びており、その間隔もほぼ均等に並んでいます。
普段は紙が貼ってあることもあってなかなか目にする機会はないかと思いますが、紙が貼られていない骨だけの状態のうちわはその形もなかなか造形美を感じます。

うちわに用いられる骨の数はPP(ポリプロピレン)や竹など、素材によって異なります。
さらにサイズによっても骨の数が異なり、サイズが小さくなるほどその密度は高くなります。
扇いだ際のしなり方によってその違いは明らかです。

因みに、一般的に用いられるレギュラーサイズポリうちわの場合はおよそ27本の骨で構成されています。

さらにうちわの骨は、メーカーによってそのしなりかたが異なってきます。
うちわのしなり方について比較したことがある方はほとんどいないと思いますが、これが実際に試してみると一目瞭然。
扇いだときに感じる手応えやその際に生じる風量が明らかに異なることがあります。
これがいわゆるうちわの品質の差。
うちわの骨には実はグレードが存在し、素材や加工方法などで様々な基準からそれぞれグレードが与えられます。

うちわ工房では、高品質な骨のうちわを取り扱っております。
実際に使ってみればその品質を感じていただけること間違いなし。
他社と比べて少し価格は上がるかもしれませんが、自信を持っておすすめできる弊社主力商品です。
その違いを比べてみたい!といった場合には無料のサンプルもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお申し付けください。