竹うちわ制作をお考えの方へ!竹うちわの作り方や特徴をご紹介

竹うちわは古くから、夏に涼を取るための道具として使用されており、夏の風物詩として有名でした。
現代では、プラステックで作られたうちわも多く普及していますが、昔な柄の自然素材を使用して作られる竹うちわの人気も衰えていません。
今回は、日本の伝統工芸である竹うちわについてご紹介します。

□竹うちわの作り方を知ろう!

竹を使用したうちわ製作の工程は、竹選びから始まります。
良い竹うちわを作るために、良い竹の選別がとても大切です。
下準備として、竹の皮をむき、籾殻と一緒に機械に入れて磨きにかけた後に竹を水につけ、一昼夜浸します。

その次に、割竹が行われ、竹うちわの特徴となる細かい骨ができあがります。
この作業は非常に細かく、技術が必要な作業です。
ドリルを使って、節の部分に窓を作る穴を開け、骨が1本ずつ取り付けられます。
全体の骨組みができたら、骨に紙や布を貼り、ヘリ付け・下塗り・上塗り・プレス機を経て仕上げられます。

□竹うちわの特徴と使用上の注意点とは?

*日本三大うちわについて

日本には古くから伝わる「日本三大うちわ」があり、京都の京うちわ、千葉県の房州うちわ、香川の丸亀うちわがあります。

京うちわは、柄と中骨が分かれているのが特徴です。
洗練されたデザインが魅力で、現代のインテリアにもマッチするモダンなデザインのものも多く販売されています。

房州うちわの最大の特徴は、半円の格子模様をしている窓の美しさだと言われています。
房州の竹の飴色やしなりの美しさが存分に活かされた逸品で、贈答品やインテリアとして愛されているものが多いです。

丸亀うちわは渋紙で作られていて、丈夫なことが特徴です。
涼を取るだけでなく、火をおこしたり料理を冷ましたりするためにも使用されてきました。

*竹うちわを使用する際の注意点について

竹うちわは材質が竹なので、ささくれに引っかからないようにすることが大切です。
水にぬれたときは、水分をしっかりふき取り、日陰の風通しの良いところで干しましょう。
日焼けする恐れがあるので、直射日光を当てないようにすることも大切です。また、極度の乾燥があるとひび割れを起こすことがあるので、高熱のものの近くで使用することは控えましょう。

□まとめ

今回は、竹うちわについてご紹介しました。
竹うちわの作成には多くの細かい作業があり、丁寧な作業で仕上げられます。
当社では、竹うちわの作成を請け負っています。
特殊な骨や形にプレミア高級竹うちわも扱っていますので、竹うちわの作成をご希望される方は、ぜひ当社のHPをご覧ください。

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