オリジナルのものを作るなら?うちわと扇子の違いについて

夏の涼を取るためのツールとして、うちわや扇子を使われる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、うちわと扇子について、それぞれの歴史や使用用途の違いについてご紹介します!
「オリジナルのものを作りたいけど、どっちにするか迷っている!」と考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

□うちわと扇子の違いとは?

*うちわについてご紹介!

うちわの漢字は「団扇」と書きます。
丸い形をした扇に持ち手が付いており、あおぐ目的で使用されていることが多いでしょう。
歴史的には、うちわは扇子よりも古くから存在していて、飛鳥時代に中国から日本に伝わってきました。

ただ、うちわの起源はエジプトだと言われています。
現代においてうちわは低価格で手に入れられて、さまざまな人に使われています。
しかし、当時は身分の高いや貴族が威厳を示すものとして使用されていました。

また、邪気を追い払うための道具でもあったそうです。
時代が進むにつれて、加工技術の進歩により軽くて丈夫なうちわが誕生し、今と同じような使い方に変化していきました。

*扇子について

扇子は平安時代に生まれた、日本発祥のアイテムです。
うちわは折りたためず、持ち歩きの際に非常に不便だったので、日本が扇子をオリジナルに開発したのです。
扇子はあおぐために作られたものですが、平安時代では、女性が口や顔を隠すものとして使ったり、神事や儀式の道具として使ったり、さまざまな用途で使用されるようになりました。

また、日本舞踊や歌舞伎の小道具として使用されることもあります。
日本で生まれた扇子はその後、中国やパリに輸出され、扇子が流行していたと言われています。

□扇子の作り方について教えます!

まず竹を切ることが、扇子の製作工程の第1歩です。
竹を薄く細く加工したら、堀細工や塗り細工を施して骨を作ります。
次に、3枚からなる合わせ紙を形に合わせて切り抜きし、扇部分に絵や模様を付けます。

折り目を付けたら、次は、骨を紙に通す段階です。
骨をのり付けしたものを扇に差し込み、紙と接着させたら完成です!
扇子は、繊細な技術を要する日本の伝統工芸品の1つだと言われています。

□まとめ

今回は、扇子とうちわの違いについてご紹介しました。
扇子が実は日本発祥のものであるとは、驚きですよね。
涼を取るために使用される場合は、うちわの方が涼しいと言われています。
オリジナルうちわの作成をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

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